いち生活者として、私たちの想いを正直に。BRAND NOTE「AJINOMOTO PARK」編が多くの共感を集めた理由

書き手 阿部 花恵

写真 鍵岡 龍門

いち生活者として、私たちの想いを正直に。BRAND NOTE「AJINOMOTO PARK」編が多くの共感を集めた理由
「北欧、暮らしの道具店」のスポンサードコンテンツ「BRAND NOTE」。そのお取り組みを振り返るシリーズ連載「BRAND NOTEの舞台裏」では、企業担当者さまにお取り組みのきっかけや掲載後の反響などをうかがっています。

今回は、BRAND NOTE「AJINOMOTO PARK」編でご一緒した、味の素株式会社の松本大樹さん、森村恵理子さん、後藤亜弥さんにご登場いただきます。

レシピ&コミュニティサイトとして「AJINOMOTO PARK」が、2018年3月に献立作りのサポートを目的にリニューアル。なぜBRAND NOTEのお取り組みに至ったのか? クラシコム高山が聞きました。

味の素株式会社 食品事業本部 家庭用事業部 販売マーケティンググループ
(写真左)森村 恵理子さん
(写真中央)後藤 亜弥さん
(写真右)松本 大樹さん

一貫した世界観の中で、想いを大切に伝えたかった

──松本さんから最初にお話をいただいたとき、「『AJINOMOTO PARK』の機能紹介をしたいというよりも、このサイトに込められている想いをしっかり伝えたい」というのが要望としてありましたよね。

松本大樹さん(以下、松本さん) 「AJINOMOTO PARK」のリニューアルにあたって、プレスリリースなどの「情報」とは別に、レシピサイトとしての意思や想いをきちんとした形で伝える場がほしいと思ったんです。

私たちには伝えたい想いがあるけど、なかなかそこがうまく伝えられていないなということがあり、リニューアルを機に、それをちゃんと伝えてくれるメディアと組みたいという気持ちがありました。その時に頭に浮かんだのが、BRAND NOTEでした。

──なぜ、BRAND NOTEだったのでしょうか?

松本さん クラシコムさんの「北欧、暮らしの道具店」はブランドとして世界観が一貫していて、読者の熱量が高い印象がありました。

さらに、読者は女性が圧倒的に多いともお話しされていましたよね。うちのお客さまも女性が多いので、一貫した世界観の中で私たちの意思や想いを「読んで面白いコンテンツ」として届けることができたら、「AJINOMOTO PARK」に対してポジティブな印象を持ってくれるんじゃないかな、と思ったんです。

──そう言っていただけるのは、うれしいです。私たちは、今の自分にフィットしていると感じられる暮らしの提案を大切にしています。そういったなかで、味の素さんの商品や「AJINOMOTO PARK」は、自分らしく心地いいと感じられる暮らしを支えてくれる、とても頼もしい存在だと思いました。

松本さん これまでのBRAND NOTEを読んで、企業のそういった想いをちゃんとくみ取って伝えてくれる、と感じられたのも大きいですね。

担当者が記事に出ることで、想いがより読者に届くように

──BRAND NOTEのお取り組みを始めることになり、森村さんと後藤さんには多くの資料を事前にご提供いただき、メールでも密にコミュニケーションをとりましたよね。

森村恵理子さん(以下、森村さん) 最初のキックオフMTGでは、打ち合せに軽く参加する程度の気持ちだったんです。でも、高山さんから「サービスではなく、中の人にフォーカスしたい」というお話を伺い、その想いにすごく共感して。

そこから「最終的には『AJINOMOTO PARK』に紐づくかたちで、私たちの想いを届けたら、サービスの温度感や人間味みたいなものが伝わるんじゃないか」という話になり、「資料を用意しなくちゃ!」となったんです。

──実際の取材撮影現場にも、森村さんが育休時にご自身で作られていたグラフや、後藤さんが参考にしていた書籍など、いろいろなものを持ってきてくださいました。

森村さん 情報過多になるとは思ったのですが、私たちの想いがクラシコムさんにも共有できたほうが、記事の内容に厚みが増して、お互いにとって良い結果になるのでは、と思いました。

後藤亜弥さん(以下、後藤さん) グラフなどはリアルでびっくりですよね。私も見ることができてよかったです(笑)。ああいう風に実際の資料を載せることで、嘘がなく、より想いが伝わるものになったと思います。

左:森村さんが育休中に書き出した1日のスケジュール  右:後藤さんが献立を考える際に参考にしている書籍

読者の代弁者として、リアルに伝えること

──取材の中で、印象的だったことはありましたか?

後藤さん 「AJINOMOTO PARK」だけでなく、商品「味の素®」や食堂のことなど、派生してさまざまなことを聞いていただけました。そういった掘り下げ方に驚く一方、それがすごくうれしかったんです。商品あってこそのサイトなので、味の素KKの取り組みをきちんと紹介いただけたのは、ありがたかったです。

──読者からすると、「味の素®」のことも知りたいことですよね。私たちは読者の代弁者でありたいので、「体に悪くないの?」「うま味成分の原材料は何なの?」といったことをを聞かずして記事を作ることは、どこか消化不良になる気がしたんです。

森村さん そこをあえて入れられたのは、御社ならではなのかなと思いました。

──事実は事実としてちゃんと聞かせてほしいし、伝えたいなって思うんです。私たちも商品について誤解している部分もあると思ったので、あえて紹介をすることで、安心感につながったと思います。

松本さん 最初に原稿を読んだ時、「深く取材をして、ちゃんとくみ取って書いてくれているな」と思いました。写真の選び方にしてもそうですね。それに、「読者のことをよく知っているな」とも感じました。だからこそ、読者が求めていることを、きちんと伝えられるんですね。

──弊社のスタッフの90%以上は、元読者です。だから、数字で測れる部分以外に、自分の気持ちに向き合うことができるのだと思います。その部分は、ほかのメディアと少し違うかもしれません。

サービスの向こうには、読者と同じように悩む人がいる

森村さん 今回の記事では、「『AJINOMOTO PARK』は、こういうものです」「こういう風に使います」というような説明は一切なく、「私たちはこういう風に使っています」と言っているだけなのに、アンケート回答結果からは「サイトを使ってみたい」と言っていただける方がとても多くて。まさに、コンテンツマーケティングだなって思いました。

──私たちがBRND NOTEで意識していることの一つに、「ブランドを主語にするのではなく、人を主語にして記事をつくる」ということがあります。ブランドが主語だと、お客さまからすると自分ごと化しづらいんですよね。

森村さん たしかに、私と後藤も「家に帰ってからの献立づくりに困っています」って正直に言えたところも共感を得られたのかなと思いました。レシピサイトはほかにもありますが、「同じ悩みを持った人たちが作っているなら、助けてもらえそう」という声がアンケートでも多く、想いが伝わったのかなって。

──今回でいえば、森村さんと後藤さんのお二人が自分の状況や悩みを語ってくれたからこそ、PVもかなりの数字が出て、900件近いアンケートの回答が集まったのだと思います。読者のみなさんからも「私も森村さんと同じ気持ちです!」や「私は小学生の子どもを育てていて、こんな生活をしていて…だから今回の記事にとても共感しました!」など本当にたくさんの共感の声をいただきました。

今後の課題は「コンセプトをよりわかりやすく伝えること」

──リニューアルしたばかりの「AJINOMOTO PARK」ですが、今後の課題はありますか?

森村さん 「AJINOMOTO PARK」にいらしたお客様に、「毎日の献立作りをサポートする」というテーマや、「検索したレシピにあわせ献立を提案する」という機能面での工夫を十分伝えきれていないと思っています。スマホの小さな画面でいかにそこを表現し、伝えていくのかは難しい課題です。

松本さん サイトとしては、今後はより“個人に合ったもの”を提供していきたいと思います。
日々の料理に困ったとき「AJINOMOTO PARK」を見れば、検索しなくても「私にぴったりな献立」がそこにある、というのが理想です。そういう世界ができると、より利便性が上がっていいなと思います。

──お話を聞かせていただき、ありがとうございました。

【BRAND NOTE AJINOMOTO PARK編】は、こちらよりご覧いただけます。

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