暮らしを支えるヒットブランド

毎日のことだから、わたしらしく。子ども乗せ電動アシスト自転車「bikke」が愛される理由とは

書き手 忠地 七緒

写真 忠地 七緒

毎日のことだから、わたしらしく。子ども乗せ電動アシスト自転車「bikke」が愛される理由とは
「モノがあふれている」「時代は断捨離ブーム」そんな言葉が行き交う昨今ですが、その中でもきちんと愛される商品は存在しています。わたしたちが愛するもの、そうでないものの違いは、一体どこにあるのでしょうか。

暮らしを支えるヒット商品は、わたしたちの日々をより良く、ゆたかにしてくれるモノにスポットをあて、その魅力や奥にある想いをすくい上げる連載です。

連載第6回に登場するのは、子ども乗せ電動アシスト自転車bikke。ブリヂストンサイクル株式会社の末藤さんにお話を伺いました。

ブリヂストンサイクル株式会社
PMO・事業戦略・渉外部
広報担当

末藤 ゆかり

「生活に身近なモノの魅力を伝えたい」と、ブリヂストンサイクル株式会社へ。製品PRイベントの企画運営、取材対応の他、自転車競技の機材サポート企業として、スポーツ関連イベントの広報などにも携わっている。

新時代の子乗せ電動自転車はおそろいコーデを楽しむ?

——bikkeを開発したきっかけを教えてください。

末藤ゆかりさん(以下、末藤) bikkeはお子さまを乗せて走る電動アシスト自転車とキッズ・ジュニア用自転車です。子育て時期の家庭にとって自転車はとても身近で、人によっては毎日使うもの。機能面の充実はもちろんのこと「自転車に乗る時間がもっと楽しくなるものを作りたい」という想いがありました。

親子のおそろいコーデからヒントを得て、親子でおそろいの自転車、また自転車の色・パーツなどをお客様の好みに合わせてコーディネートできたら楽しい、と開発を進めました。

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左がキッズモデルの「bikke m」、右が子乗せ電動アシスト自転車「bikke MOB」。

——その後2012年にbikkeが誕生しました。お客様の反応はいかがでしたか?

末藤 「自転車をコーディーネートできてうれしい!親子で楽しんでいます」という声をたくさんいただきました。

——「bikke」というネーミングもかわいいです。

末藤 ありがとうございます。お子さまにも分かりやすく、シンプルで愛着の持てる名前にしよう、と決めました。自転車を意味する「Bike」の真ん中に子どもを意味する「Kids」の頭文字の「K」を入れて、よし「ビッケだ!」と。造語です(笑)

ロゴも、シンプルながら人懐っこさが感じられるイメージにしたくて動物の「くま」をモチーフにしています。乗り物を意味する「モビリティ」という言葉から「モブさん」と呼んでいます。

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人気の「くま」をモチーフにしたロゴ、モブさん。

スタイリストはわたし。自転車を自分色にコーディネート

——今、電動アシスト自転車って、多くのお母さんが乗っているんですよね。

末藤 そうですね。電動自転車のアシスト力って、お子さんを乗せる時にすごく助かると思います。「こぐ力」が普通の自転車とまるで違いますから。

——数多くある電動アシスト自転車の中でも、bikkeは多くの方に愛されていると聞きます。

末藤 まず、デザインが特徴的かもしれません。車体は性別を問わず乗ってもらえるシンプルな北欧風デザイン、飽きが来ないシックな色味にしました。ベースがシンプルだからこそ、チャイルドシートやサドル、グリップの色などをカラフルにコーディネートできる所が魅力です。開発の際に、お客様に実際に試乗してもらい「何色がいいか」「どんな柄が好きか」など要望を聞いて、バリエーションを決めていきました。

——購入する時は、皆さんコーディネートされますか?

末藤 むしろコーディネートを目的にbikkeを選ぶ方が多いようです。「自分好みの自転車にしたい」「SNS映えする自転車にしたい」そんな声をよく耳にします。「他のお母さんも同じbikkeに乗っているけれど、私はこの部分の色を変えているのよ」とコーディネート自慢をするという話も(笑)

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WEBサイト上でコーディネートを試すことができます。

今、パパにもフィットする子乗せ電動自転車がうれしい

——bikkeシリーズの中で一番人気の自転車を教えていただけますか?

末藤 子ども乗せ電動アシスト自転車は全部で3種類あります。一番人気があるのは「bikke GRI(ビッケ グリ)」です。

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最近、お子さまの送り迎えをご夫婦交代でしている家庭が多くなっています。そこで、ママだけではなくパパも一緒に楽しめる自転車を作ろう、と生まれたのが「bikke GRI」です。

——パパも楽しんで乗れるってうれしいですね。

末藤 スポーティなフォルム、落ち着いた色味、前タイヤを大きくするなど、男性が「これなら乗ってみたい」と思える自転車を目指しました。

毎日乗るものだから。自分らしい楽しみを見つけて愛用して

——末藤さんがbikkeの中で個人的に好きなところを教えてください。

末藤 実は「bikke GRI」に乗っている人が楽しくなるとっておきのシステムがあるんです。

——とっておきのシステム…

末藤 なんと、ブレーキをかけるだけで、バッテリーが長持ちする回復充電というシステムがあるんです!

——え!ブレーキをかけるだけで充電できるんですか!

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末藤 坂道を下る時ってブレーキをかけますよね。その時、左ブレーキをかけると、ブレーキ抵抗を電力に変換し、バッテリーに充電してくれるんです。上手く回復充電を使っている方は、約1週間乗るとだいたいプラス1日分充電できます。充電という「手間」が楽しみに変わります。

——いつもの道でも、つい坂道を探してしまいそうですね。

末藤 少しでも坂道を見つけると「やったー!」って(笑)

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充電中は左ハンドルにある青のメーターが点滅する

——今後、bikkeが描く未来を教えてください。

末藤 私、もっと多くの人にbikkeの魅力を知ってもらいたいんです。

子ども乗せ電動アシスト自転車は、即決して買える価格ではないと思っています。だからまずは「試す」というアクションが必要です。

以前、試乗イベントをしてみたところ、「前から試乗してみたかった」というお母さんがたくさんいて。これからも実際に乗っていただき、bikkeの良さを体感してもらえる機会を増やしたいと思います。

——そうやって購入してくださった皆さんに、bikkeをどのように使ってもらいたいですか?

末藤 デイリーにお使いいただくのはもちろん、せっかく電動なので少し遠くまでお出かけしてほしいです。青空の下、bikkeに乗りながらお子さまと他愛もないことを話したり、鼻歌を歌いながら走ったり。

自転車って、人によっては毎日乗るものです。日々のことだから、楽しんでほしい。それはデザインでも乗り心地でも充電機能でも、なんでもいいんです。bikkeに自分らしい楽しみを見つけて、ずっと愛用してほしいと思っています。

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